詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
中野美雄
きょうかいにてきみを責めにき「僞善だ」と マリア像きよき教会の庭
10
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ななかまど
愛猫の覚悟しており手術台ふるえる背中にそっと手をおく
20
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関山里桜
君降りてロマンスシート持て余し 発車メロディーaikoの「花火」
7
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滝川昌之
トリ年に生まれたパンダは空を飛び日本全国幸せ運ぶ
24
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葱りんと
人は何故 酒を飲むのか 翌日の 気だるい体と 恥知りながら
15
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灰色猫
君と見た月の光はかわらずにあの日の面影よみがえらせる
21
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灰色猫
一面の田という田からこだまする蛙は恋を謳歌してをり
27
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吉野 鮎
青き實の淡き甘さを愛しむ空近き郷の初夏の風
18
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吉野 鮎
初夏の風につつまれ青き實のかたき一つに脣をよす
13
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詠み人知らず
友ならばいつでも本音 しらじらしい友達ごっこは大嫌いです
19
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inosann
時折に川面に音をたてる魚夕映え見たさか おそらくは鯔
24
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まあさ
亡き義父の 最後の痛みを 思いつつ ひとり静かに 線香あげる
27
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秋日好
鯔は何故飛び跳ねるのと訊く吾にバカだからだと君は言い切る
20
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藍子
森蕎麦と加計蕎麦ばかりの注文で国会近くの蕎麦屋困惑
21
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矢車菊
王子様はどこにもいない ぼくの前にゆっくり止まる回転木馬
13
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矢車菊
どうしてもログインできない夜のように何度やっても何かがちがう
16
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矢車菊
「寂しくはない」と公言するときのぼくらほんとはとても寂しい
18
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mcherrym
短歌よみ 誘われハマり恥ずかしい 頭の中が 裸になって
12
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児島白汀
谷渡る緑の風に蝶は舞ひ 鶯鳴きていま夏は来ぬ
10
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リクシアナ
玉咲きの花重かりきオオデマリ華やぐほどに憂いに揺れる
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