滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
山茶花の ひとひら散りぬ 毘沙門の 足につぶれる 邪鬼のまなこに
15
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秋日好
子の成長速度で進むこの世では取り残されて足踏みの日々
7
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可不可
さっきまで鳴き声だけだったのに 黒一点めだつ明け烏
6
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つちだゆういち
我が国は老人おむついつも品切れいつまで生きる計画立たぬ
6
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千葉 甫
ふっつりと眠り途切れる窓外に低く交している声あって
6
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詠み人知らず
暗い部屋 あなたの熱だけ 感じてた 劣情に灼かれ 息もつけない
5
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煩悩
海がミルクになるという嘘を信じてくれたあなたと砂浜を歩く
5
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び わ
手料理のうどん丼昼食に夫婦前菜食卓囲み
3
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秋日好
「出かけよう」車に乗る人増える度バスは遅れる雨の帰宅路
5
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秋日好
屈折す冬の晴れ間の薄明かり君の期待が重たい朝に
7
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KEN
つきあかり こころに落とし 竹取りの 翁の歌を しみじみと呑む
11
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夢士
冬霞富士の峰白く鳶鳴きて牧水の観し千本松原
10
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詠み人知らず
純白のベールの下に 包まれた 彼女の笑みを一人占めの彼
4
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喜くちゃん
孫からの届きし晩のオムライス 夫と共に嬉しくいただく
4
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可不可
人の声 ひかりに変換して見たら 数へきれない彩の蛍
7
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もみじ☆彡
改札を 切符で通るは そそくさと スイカやパスモが 普通の世間
6
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煩悩
鋭い光を跳ね返す俺の目に月は似合わない、それでいい
4
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明星
囲碁はじめ夢の中にも現われぬああ苦しいせき止められて
6
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詠み人知らず
オリオンの光届かぬ街路樹に背をもたせつつ待つも遅けり
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藍子
すいすいと飛んでたトンボいつの間に姿見せない晩秋の午後
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