詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
重たげに花をつけ揺らし張り出した枝を童の肩ほどに下げ
12
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月虹
穏やかにひと日を過ごし汽車に乗る夜空の星に逢いに行こうか
21
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仁奈
冬の色春の匂いが混ざりあうこの瞬間が何より愛しい
14
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横井 信
昼ビール 流れる時間 緩やかに 古きレンガの 赤い建物
13
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幸子
青き堀にかかる桜を見る舟のひるがえる櫂まぶしき白よ
11
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へし切
老いぬればこゑなき宿のかくばかり侘びしきものか世は春といへ
23
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滝川昌之
怪我をして冬木に癒えた小雀を元の塒へ戻す惜別
18
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秋日好
子羊がふるふる震える牧場には復活祭を待つ花が咲く
13
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詠み人知らず
ひだまりの砂場にえんこしシャベル持つ吾子見守れる悲母の眼優し
9
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詠み人知らず
言の葉ゆ昏く満ちくる寂しさに温きひだまり欲りし童女
9
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詠み人知らず
歌にして心の中のどろどろの 澱 濾さませば粋とならまし
16
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詠み人知らず
悲しみに屈し負くるこそ不幸なれ 日華仰ぎつ一世を舞台と
13
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石川順一
駄菓子屋に風磨の小次郎あったなら東の門は開きっぱなしか
9
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石川順一
古本屋寄れば帰りに煙り出す車に出会う真冬の日かな
13
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詠み人知らず
道真の魂うつりしか花弁の化石のごとき桜石かな
9
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詠み人知らず
舌の上に パインのアメの甘酸きと 共に溶かせし きみが優しさ
9
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詠み人知らず
食べ物を無駄にしちゃったペナルティー 今日から四日 食べ物半分
7
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滝川昌之
中庭でランチにしよう煮詰まった思考回路はテイクアウトに!
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へし切
アナログに刻む秒針 老いの日々 時の流れはゆるやかに過ぎ
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煩悩
ひぐらしと竹林とのコラボレーションに口論となる七賢人
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