詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いにしえゆ 人の情けは変はらざる 思ひ巡らす 万葉集かな
20
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inosann
菓子袋尻から開ける母のこと亡くした今も時折想う
29
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inosann
わが歌に拍手くださるかたがたに心のなかで静かにつぶやく
26
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みやこうまし
隣床の夫婦の会話聞きながら孤塁の我を寂しと思う
21
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まあさ
疼痛に 耐えつつ全て 片をつけ 支度整え 旅立った義父
22
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まあさ
最後まで 強く優しく 強かった お義父さんらしい 旅立ちでした
28
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千映
緑濃き欅並木のシャワー浴び知らず知らずに蘇生されてる
26
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児島白汀
何事も無いかのように毎日を重ねることの困難を知る
12
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タイム
久留米木は古く小さき山の村母に連れられ来た日懐かし
7
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紫草
年々に母娘のかたち変わりゆき檸檬の花の香る夕べよ
27
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詠み人知らず
寂しげな母をみるのが辛いから眠りにつくのを待ちて部屋を出る
32
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中野美雄
山越しに來鳴き響動もす朝鳥を逝きにしきみの聲と偲びつ
16
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あゆか
「次からはサインペンでもいいからね」祝儀袋に体裁はない
13
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海原 真生
雨の日の 満員バスは息止める 何か身体に染みてきそうで
12
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士心
触れないでそんな優しさ込めないで 君を好きにはならないというなら
6
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千映
チクチクと針走らせて縫う老母今日は雑巾二枚完成
15
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コタロー
麗しき女性の像が午後の陽を浴びて煌めく微笑み讚へ
14
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千映
何歳になっても育ち良さ滲む老人施設でほほ笑む彼女
15
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コタロー
仄暗き青葉若葉を蹈み行けば川のせせらぎ鵯の鳴き聲
16
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へし切
くれなゐに燃えなば燃えねひとさかり末摘花の身にはあれども
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