詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
関山里桜
君と見し古き真白き燈台の写真飾りて歌ふ短調
12
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千映
頑張って母針仕事こなしてる「ご褒美だよ」とアイス一本
15
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千映
もう着ない服に挟みを入れるのをためらう母は「もったいないね」
13
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あゆか
桑の実でくちびる染めし昼休み昭和の鐘が廃校告げる
27
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あゆか
御巣鷹の救助世代は退けど誰も忘れぬ焦げた御遺品
12
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桐生賄
おしょすいね つい最近まで 「すいっちょん」 標準語だと 思ってました
20
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千映
西日にはカーテンよりも簾だと吊るして判る心地良きこと
17
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千映
京に行き鱧の料理が食べたいと叶わぬ夢を画像で食べた
16
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夢士
緩やかな風にとび乗り見をろしぬ色とりどりのシニア群れをり
19
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へし切
いくたびに摘みたる草は名のみして心にかれぬ君が面影
28
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関山里桜
あしたにはひとに捧ぐる向日葵を青きラムネの瓶に飾れり
16
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石川順一
箱を貸す夕暮れジャガイモ入れとなり夕餉のサラダに並んだりする
10
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コーヤ
やまぼうし 夏の陽射しに 照らされて 白がひかりて 辺り明るく
16
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コーヤ
朝 目覚め ずっとお日様 見つめてた 君を誇りに 明日を夢見て
16
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まあさ
どことなく 下弦の月も 所在なげ 梅雨晴れ続く 六月の空
25
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inosann
留まらぬ 娘夫婦の口論を「アハハ」と笑う義母の記憶は
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滝川昌之
梅雨晴れにランチで涼をとる人のカラカラカランと薄まるグラス
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中野美雄
波響動む切岸に立ちて見晴るかす海はら燃えたち日に溶けゆきぬ
10
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滝川昌之
犬の歌 泣いてる我に 僕たちと同じだねっと 亡きムクが鳴く
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君丸
もう言えぬ 想いはすべて 歌のなか 後悔すらも 風とたわむれ
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