遠井 海のお気に入りの歌一覧
紫草
満月を過ぎて欠けたる月は問う「完璧でない私でも好き?」
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詠み人知らず
色褪せた古書を手にして若き日の想ひを辿る家事の合ひ間に
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まるえふ
自ずから救われようとせぬ者にどんな言葉をかけても無駄だ
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鹿男あほでよし
まだつらいさいちゅうなのに つらそうにみえないね っていわれる つらい
10
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幸浦佳
あくまでもてんしでもいいあくまではあくまであなたはいとおしいひと
2
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まがね
立ち込める雲の上では満月につきたての餅うさぎが捧げ
5
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想野
消去法で始めた趣味を友となし一人ほそぼそ日々を生きつぐ
6
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あまおう
クールビズ終わって締めるネクタイが心地良いのはちょっとMかな
16
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もなca
パソコンの向こうにうた詠む君がいて顔も知らないわたしを励ます
25
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あき
膨らんだ異様に赤くまるいものあれを月とは信じない夜
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詠み人知らず
うるうるが胸の堤防乗り越えて まじで小さな親切がいい
10
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葛紗
不発弾抱えたままの恋心いっそ打ちのめされてみるかい?
2
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敷島ヤマト
幻の生物ネッシーとうたわれて18インチにうつるまぼろし
3
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いちにのパッパ
「梅ちゃん」の一人勝ちですこの時間パパは独りで玄関を出る
7
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いちにのパッパ
チビ太きてチビ子きてあと君もきて「おかえり」がある今日は吉日
6
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geriondc
ご婦人が物憂げに窓辺で爪弾く五分の魂ダンゴムシゴフッ
2
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想野
川の字で床に就きしを夜が更けてHになりてFで目覚める
2
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五穀米
肉饅を頬張り笑顔湧き出でてなんと無邪気な大人の時間
12
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五穀米
クマン蜂庭園に咲くコスモスのひとつひとつを慈しむごと
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敷島ヤマト
知恵の輪のようにからんで感情でもはや割り切れなくなっている
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