日置鳩子のお気に入りの歌一覧
近江の人
お疲れ様ソメイヨシノの老木の世代交代若木植わるる
3
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コタロー
下ばかり向ゐて歩きぬ僕を見て陶の貍がゲラゲラ笑ふ
8
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藍子
柳散り去り行く秋を告げる午後小春日和に暫し微睡む
14
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inosann
出来映えを彼の世の親に聞いてみる吾が人生を振り返りつつ
19
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へし切
君がいたしあわせな日のあの頃に僕のこころは置きざりのまま
25
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横井 信
子を連れて 産業まつり 風強く 屋台を巡り 並ぶ焼き芋
13
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赤俊雄
下車駅で差した栞のその裏が気になりやまずマック駆けこむ
9
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赤俊雄
砂浜に溶ける言葉にすぎぬとも刻みつづける言葉を信じて
14
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赤俊雄
おやすみなさい弓張月に綱を掛けゆらりと遊ぶ夢でもご覧よ
12
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赤俊雄
現実は誰の見方でもないからみな腐敗を防ぐ地の塩であれ
11
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赤俊雄
うつくしく澄んだ夜空に手をのばし摑んだ三日月は暖かかった
13
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赤俊雄
二輪車のバックミラーが掠め取る梅雨のやすみの天の切れ端
22
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赤俊雄
さあきみたち傷つく準備はできているか国語の授業をはじめる時間だ
8
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恣翁
咲まひたる桜に吸はれ 呼吸する海市のごとく 我消えぬべし
20
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赤俊雄
あきという語のかわいた棘にひっ掻かれ白頬なでる季を愉しむ
4
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千映
ビオラなど花苗大量買ったあと半年分と納得させる
13
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へし切
いたずらな風に戯れ山茶花の花弁ひとつまたひとつ散る
29
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恣翁
白けたる月の 薄らに残れるも 朝の厨に 灯の点り初む
23
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石川順一
コーヒーのソーサー汚れて冬の日は野菜畑を優しく照らす
18
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inosann
妻からのまた聞きくらいが丁度良い娘が話す彼氏の事は
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