夢士のお気に入りの歌一覧
日向猫
降り注ぐ露に震えた妖精がのびやかに舞う羽根煌めかせ
18
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詠み人知らず
がたんごとん鼻腔の奥に鉄の味 雨の市電の確かな記憶
16
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詠み人知らず
春立てとなほふる雪に鶯の 初音待たるる山里の空
7
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詠み人知らず
山里はいつくを春としら雪に色こそ紛へ梅香そする
1
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詠み人知らず
風寒み雪とや見らむ鶯の来鳴かぬ庭に咲ける白梅
2
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詠み人知らず
妖精が舞い回るなど云うなかれ あれは筋肉 あまたの稽古
21
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詠み人知らず
コンビーフ肴にトリス飲む父にひと口ねだる幼きあの日
14
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ふきのとう
雑草は春の息吹に青々とかがやきをなしいのち再び
9
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デラモルテ
久方に晴れ間の見えて清々し春陽煌めく雨水の滴
17
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詠伝
午後三時お芋の皮むきシャリシャリラ ヤンソンさんを誘惑せむと
9
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詠伝
一杯のココアの温みにさみしさのすべてを委ねる甘えを赦さむ
7
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詠み人知らず
陽の下でまばらに残る雪の島 土に溶け込むチャンスを見てる
18
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詠み人知らず
花の名は知らぬがほとけ白百合の 百合が妻なら 白い鬼あり
14
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ほの香
振り向けば文字の連鎖が艷めゐて消殘る雪にひとすぢの道
9
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詠み人知らず
絶叫と溢れる血潮に染まれども吾子見詰める妻の瞳優しく
11
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詠み人知らず
「お父さん、写真は良いの?」と問われても涙で霞んで デジカメは何処?
12
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みなま
とおき娘も我が娘もながき受験終えただ今待てる美神らの裁き
6
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みなま
少しでも早く絵の具が乾くよう試験前夜の宿にあぶら溶く
11
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へし切
近頃は脳内環境七五調フレーズ手繰る言語障害?
23
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へし切
常識が非常識にと変わる世を一途に思ひ己が道行く
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