夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
地に厚き定石通りに石を置く桂馬に締り互角の分かれ
14
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日向猫
ようやくの陽射しほろほろ温みだし ぺんぺん草のはや揺れており
25
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小林道憲
ブルースター咲し小道はまだ寒く 蜂さえ気づかぬ春の訪れ
14
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詠み人知らず
しのびねにもらさばひともしるべくはただすかしべのやがてけなばや
3
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詠み人知らず
初霞たなひく山にひとすちの煙を立つる小野の炭窯
5
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詠み人知らず
壁際にぢっと動かぬ雪達磨眩く映ゆる今朝の日の色
5
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詠み人知らず
注文はしていないのに差し出され 食べてしまった春の憂うつ
27
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河のほとり
海人のごと袖は濡れつつあはれ身は沖の霞にまよふ釣舟
9
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恣翁
雪国に 春先駆けて 咲くといふ辛夷の花の雪や 解くらむ
26
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ほの香
浮きし世の路傍の花の恋なのか為さぬ道とて置く別れ霜
10
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みなま
大陸の塵と知りつつ水彩の三条大橋美しとまたみゆ
5
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みなま
菜花浸しきんぴら牛蒡にだし巻きに詰めて行きたい梅花の祭り
8
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詠み人知らず
最高にサイテーな夜がやって来た いつもと同じ きみのない闇
11
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只野ハル
咲き初めの梅を見上げる曇り空春はどこまで来ているのやら
8
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デラモルテ
春想ひ冬乘り越えて芽吹く今胸一杯の希望膨らむ
19
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デラモルテ
春告げる朝の光りの眩しくて小鳥囀りこころ輕やか
15
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紹益
憂鬱な 月曜の朝 見上げれば 東の空に 明けの明星
12
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ほの香
純白の 鶴 潔く極まりてサルルンカムイ凍れる川面に
8
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南美帆
すこしずつ春の光を感じるね膨らむ蕾見つつ走るよ
3
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へし切
閑暇得てうつらうつらと昼寝する鳥はさえずり夢見を覚ます
19
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