夢士のお気に入りの歌一覧
横雲
たまくしろ料峭の風冷やす手に取り持つ玉の緒ぞ乱れつつ
1
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紫草
はる色の毛糸の束を両腕にかけて巻きとる母の一笑
22
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詠み人知らず
フレーズやボキャブラリーを隠してる魔法の引き出しあれば便利ね
8
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もなca
約束は叶わなかった春なのに冷たい雨の降る街を行く
13
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詠み人知らず
四十日荒野さすらふ覚悟なく灰の刻印凡愚の吾に
4
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詠み人知らず
駆け込めと言われれば言われるほどに駆け込んでやるものかと思う
4
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inosann
幸せがたとえ小さく映っても囲炉裏を囲む夕餉懐かし
21
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inosann
ワイパーのマックスの動きにも足らぬ今日の厳しさ伝える雨粒
11
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片井俊二
往く星は億光年の彼方から瞳の奥に旅路を終える
15
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詠み人知らず
明るさにほっとするのは白熱灯 笑顔の母が 待っているから
23
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みなま
窓越しに日を受けさいた紫のニオイスミレに微笑む義母は
9
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詠み人知らず
酔いながらソプラノサックス悲しげに 白いリビング充たしてしまう
15
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詠み人知らず
飼い犬の要求のまま散歩して 子が求めても小遣いやれぬ
9
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みなま
苛立ちは暇のせいかな波風を避けて過ごせぬ流れをゆけば
6
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横雲
庭染めてはや梅の花散り敷けり継ぎて待たるる桜満つる日
5
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恣翁
緑衣編む絹糸に似たる細き葉を 東風や裁ちけむ 鋏のごとく
32
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紫草
少しづつ花は満ちゆき春風は微笑むごときやわらかさなり
26
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詠伝
見たいものほしいものだけ詰め込んだ箱庭はだからこんなにも狭い
6
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詠伝
弥生朔日姉の誕辰寿きし夜の名残沁む雛仕舞ひけり
11
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みなま
おめでとう 遠き空から合格の知らせ届きぬ 雛鳥は立つ
20
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