夢士のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
梅園に人の溢れるさまをみて 山茶花わらう満足そうに
10
もっと見る
ふきのとう
雨傘を斜めにさすも容赦なく降りしきる雪は寒の戻りと
11
もっと見る
詠み人知らず
卒業をまぢかにひかえ縦笛の部分練習むすめは今日も
7
もっと見る
詠み人知らず
中学の制服とどき試着するむすめのひとみきらきらひかる
11
もっと見る
詠み人知らず
処罰とは罪に対してあるがゆえ いかなる人にも平等であれ
13
もっと見る
詠み人知らず
枯れ山を開いて伸びる高速の 分離帯にも春待つ生命
17
もっと見る
inosann
「送るとき悔いて苦しまなきように」と聞いて綻ぶ客の口元
9
もっと見る
inosann
「吾の為悔いなき介護を」と客宅の会話は結ばれ笑みのこぼれる
11
もっと見る
みなま
佐渡の波スペインの波 波みれば胸の波またよせてかえして
8
もっと見る
ほの香
雪の果湯けむり揺らぐ雪の宿行くあても無き梦路の煩悩
8
もっと見る
ほの香
そのむかしモンブランもセイコーもオトナへの印籠春の言祝ぎ
14
もっと見る
へし切
春あらし地中ざわざわ雨うてば虫たちのこゑ混じりてさわがし
22
もっと見る
へし切
瑞垣の久しき時を懐かしむ吾の餓鬼のころ大将めざし
11
もっと見る
詠伝
久しぶりに電話で泣かされ私いま泣きたい気分でちょうどよかった
14
もっと見る
ほの香
香水が煙草の匂ひに溶かされて憎むべきひと修羅のあとかた
18
もっと見る
みなま
バラの芽も窺う気配の春の雨どの枝伐るか思案する間に
17
もっと見る
へし切
無常にも散らふ定めと咲く花に人の命の儚きを思ふ
22
もっと見る
恣翁
癖らしく 指に巻きては髪弄る女を覗く窓に 蛾の骸在り
26
もっと見る
水中あやめ
昨日まで匂ひこぼるる紅梅の袖も濡れたり今日のながめに
6
もっと見る
みやこうまし
先駆けし梅の開花にうなづくは 力 勢い 自然と時の
10
もっと見る
[1]
<<
1443
|
1444
|
1445
|
1446
|
1447
|
1448
|
1449
|
1450
|
1451
|
1452
|
1453
>>
[1488]