秋日好のお気に入りの歌一覧
灰色猫
切り裂いた 手首の傷が 疼くたび 綺麗なものが 鋭利に映る
19
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木蓮
慰みに歌を詠んでも癒されぬ 秋風抜ける胸の空洞
6
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みやこうまし
さわさわとピンク振りまき芙蓉花の淀める夏の憂鬱とばす
14
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詠み人知らず
夕暮れの観覧車から見る空はゆっくり私を淋しくさせる
33
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月虹
手のひらに収まるほどの幸せが満ちゆくように重なる右手
27
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詠み人知らず
醒めるためあると知ったわ夢なんて叶えばすべて日常となり
21
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車男
打ち明けてくれし気持を噛み締めつつ遠く隔てし友にふみ打つ
16
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みなま
うつろなる心地に雨の染み入りて庭のばらさへはかなしとみゆ
17
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詠み人知らず
西の窓色なき風をながめおるあの喧騒も夢のごときに
4
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車男
車椅子の十数ミリの位置の差にてパソコンのキー打ちやすくなる
11
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松本直哉
夕されば無音の羽音ひびかせて蝙蝠一羽二羽のとぶ見ゆ
2
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光源氏
わが戀は落ちて流るる初瀬川夜ごとただよふ舟の白波
10
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松本直哉
怒らねばとおもひながらも怒る気にならずぼんやりゆふやけをみる
3
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車男
いにしえの歌人の如く二重にも三重にも意味を封じ込めたし
9
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車男
間延びせし間欠泉に水汲みて旬のもの入れ歌に仕上げん
6
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みやこうまし
何枚もむけど味なきレタス食べ どうしようもない奴を思えり
16
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南美帆
焦らし技メールまばらに送ってく不安になるのかお誘いが来る
2
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南美帆
秋風が人肌恋しい季節から元カノ誘う男数人
4
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詠伝
同衾の君は夢にも現れて金色の光で私を包む
11
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へし切
時雨ふるつらき浮世の涙とてつかの間見ゆる晴れわたる空
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