瀬波麻人のお気に入りの歌一覧
音波
廃村の便りを開くソムリエは土の薫りに追憶を呼ぶ
3
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詠み人知らず
共通の話題などなくただ星がきれいだと云うそしてつながる
14
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やながわ亜弥。
泣きたくてただ泣きたくて泣きたくてシンクを磨く 夜にうもれる
6
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篠原
唐突に 「寂しい。」なんて 呟いて君の気持ちを 欲しがってみる
17
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メイ美
火曜日のデートのことを考えて 決められていく日曜日の下着
4
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mmm
君に「好き。」と 言わせし昨日の顔のまま彫刻となり 飾られていたい
5
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mmm
まだ青い 梅雨空の中 午前四時 夜は明けない その方がいい
3
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山本克夫
夏服をタンスからひきだす午後に去年の君のかすかな匂い
12
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星野冴子
流れゆく水の行方は知らねどもいまがすべてのせせらぎの音
39
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星野冴子
降りやまぬ雨音響く真夜中はふたりの声も、しっとり濡れてる
6
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星野冴子
抱かれる合図のように花束を贈られており 今宵、百合になる
3
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栞
落ちてゆくときほど強さが必要で燃ゆる夕陽をお手本にする
12
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ふみまろ
流したいことがあるから梅雨だからあとひと駅を並んで歩く
14
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やすむ
通学路かっぱが手招きするものでそちらについてゆきますかしこ
32
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キタハラ
たんぽぽの綿毛は風に吹かれゆく 空が続けばきっと会えます
18
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鹿男あほでよし
日差しとか子供たちとか小鳥とかみんなで僕をいじめないでよ
14
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山本克夫
つまり僕は必要のない時にたたまれる雨傘だったと言うこと
13
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メイ美
金曜のメールの返事がまだなのに 星占いはラブ運好調
5
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メイ美
百二十万九千六百秒間の 爪を整え 前髪を切り
4
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都季
青く青く夏の匂いが立ち込めて僕らはいつか迷子になった
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