ほの香のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
見る人もなき禅寺のつつじ花なほあてやかに伊勢は老いけむ
13
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南美帆
「飛ぶという字を習ったよ。この漢字羽が生えてる」弾む字を書く
22
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詠み人知らず
曇天にはばたけそうな花水木白より白き羽根はばたかせ
7
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詠み人知らず
垣根ごと高輝度の黄が溢れ出で木香薔薇の淡き狂乱
7
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恣翁
夭逝を悼む慟哭 凍てつきし虚空貫き 楽となりけむ
62
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あまおう
涼しげに 降る雨になり その肩に とどまることが 出来そうな朝
24
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へし切
君いないことの淋しさ流せぬか空を見上げば春時雨ふる
29
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へし切
向かい風ペダル踏む足たよりなく抗ひゆくは辛き歳かな
28
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日向猫
言葉無く握りしめてたハンカチにしみこんだのは涙ではない
20
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詠み人知らず
早朝の定食屋にもBGM オールドイーズが妙にかなしい
16
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詠み人知らず
変換を機械の辞書に頼るから心素直に伝わらなくて
10
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みなま
再現ドラマ演じ続けているようなこの日常はなんなのだろう
9
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気儘人
初鳴きに梅が枝越の殘雪に鍬振りやめて暫しとどむる
5
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デラモルテ
小手毬の白燦々と輝きぬ櫻散りぬる風に搖られて
10
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紫草
膝にのす幼子の髪ふわふわと風になびいて鼻先に触る
18
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桜町
榊葉の色はもみぢにそまらねどしぐれし枝は神さびにけり
3
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へし切
名にし負ふ文字の意味さへ紛ふよな利権、利権と虚しく聞こゆ
14
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片井俊二
春の陽に静かにねむる球体は風のいざない待つわたぼうし
5
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詠み人知らず
暴れるな吾の心の内側よゆくり漂い沈殿してろ
7
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詠み人知らず
快速が風揺らせても蓮華草寄り添いてただ淡き笑顔で
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