ななかまどのお気に入りの歌一覧
コタロー
柿熟れて楓仄かに色附けば池のカフェにもジャズが流れる
6
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コタロー
秋草の小さき花にも小さき蝶耳を澄ませばせせらぎの音
11
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滝川昌之
画材屋の絵の具売り場に品薄の朱色が秋を描くのですね
19
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横井 信
街の樹に彩り添えて霜降の湿気った風にレールの響き
12
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へし切
記念樹の花の香にほふ秋日和いつしか君も不惑をむかへ
15
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うすべに
雨上がり すすきの原の夕まぐれ 涙にぬれてりんどうの咲く
9
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灰色猫
しっかりと苗木を植える海中へ沈む国家の叫び想いつ
16
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詠み人知らず
ややこしやアップデートに馴染むまで四苦八苦ついてく老いの坂
15
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神戸風見鶏
木犀の青き花芽の集ひをり 迷ひの果てに心開けず
20
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滝川昌之
気を使い「行ってきます」と去る息子きみ待つ街に帰るとしても
22
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詠み人知らず
秋袷(あはせ)母の針目のこまやかに噐用なまでに心つくして
16
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神戸風見鶏
友が逝く病に倒る空のうへ故國への思ひ如何ばかりかと
16
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詠み人知らず
明月の周りの星の靜かなる刈田の月夜に蟲の音ほそく
14
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夢士
台風の爪痕激し我国土 パレード延期に敬意を表す
12
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夢士
百歳の翁微笑み去り逝きぬ秋雨の朝一人静かに
9
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うすべに
遠い日々 金木犀の哀しみの 香りつよめる降りだした雨
7
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へし切
美しき自然の恵み山水の荒れし野分の跡ぞ哀しき
14
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横井 信
締め切りの不安の残る図面にも窓の外から夜の雨音
13
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恣翁
鬱蒼たる鎮守の杜ぞ 月を背に 別珍のごと艶含みける
13
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詠み人知らず
咲き滿ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしむ君を忘れず
19
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