詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
長い影踏んでも踏んでも鬼になるひとりぼっちのかげふみ遊び
29
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中野美雄
病篤き母を見舞ふと自らの身をおして来し声に泣く弟
13
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へし切
恋ひ死せばのちの煙と消ぬべきも魂のありかは吾が胸の中
26
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詠み人知らず
うたうたい空への光につなわたりおっかなびっくりまた一つよむ
9
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桐生賄
リフォーム中 雀のこっこ 迷いこみ 台所にて 賑やかに鳴き
18
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あゆか
焼きそばのキャベツが徐々に細くなる嬬恋産が出回らなくて
14
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あゆか
「ごめんね」の仲介役へ「ゆるすよ」と小さな声で伝言ふやす
12
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千映
ひふみんの純な言の葉しぐさ見て可愛げの見本ここにありかな
17
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滝川昌之
ひどい顔していただろうと屋上で胸の空気を入れ換えた午後
23
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リクシアナ
朝露に儚く光る蜘蛛の糸その生業を迷うことなく
30
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詠み人知らず
七夕の月あかりのみで文を読むいにしえ人を偲ぶ文月
32
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コーヤ
大自然触れ行くだけで生き生きと心 身体の元気を戻す
19
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コーヤ
一日の思い出胸にガザニアは夕陽に背向けうなだれ萎む
17
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葱りんと
車椅子 押して翁と 散歩する 「暑いね」「ホントに」 非常時会話
13
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葱りんと
声が出ぬ そのもどかしさは 如何とす 喋れる我は 歌でも叫び
12
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夢士
古稀に入り歩み来たりて今ここに日々送り来しリズム変えなむ
17
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石川順一
蜘蛛の巣に主人居なくて雨に濡れ何かの役には立って居そうな
16
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石川順一
舞ちゃんと友達だった太い剣振り翳されても変わらぬ友情
6
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コーヤ
輝いて大きく笑うひまわりは元気な孫の顔思わせて
19
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夢士
稲青し田の水清く蛙鳴く大雨の朝水や濁らむ
19
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