inosannのお気に入りの歌一覧
律
いつだって ページの向こうにみんないる 日々、生きる歌 やさしく響く
5
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只野ハル
湧き上がるものなく降りて来るものなく磨りガラス窓曇天映す
2
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只野ハル
寒風に首を縮めて肩が凝り風呂に入って首を伸ばすか
3
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みやこうまし
紅葉を映す池面に鴨のいて静かに乱す色なす錦
6
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みなま
猫二匹のみ傍らに添いに来て今宵はひどく冷え込むもよう
6
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光源氏
寂しげに風にただよふ笛の音まためぐり逢ふ夜を願ひて
13
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吉奴十三世
團地ではたき火はできぬ枯れ草の 老妻もこまれり我もこまれり
4
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律
今のこのかなしみは雪に埋めておこう 春にはやさしい花になるかな
3
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光源氏
いたづらに君が言の葉まちわびてけふも濡れゆく宇治の宿り木
21
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朝がお
さむ空に芙蓉八朶のよそをひは寒さ暑さを黙してそびえ
6
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詠み人知らず
きみはさぁ離婚届にサインさせ それでそのまま死ぬというのか!
7
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詠み人知らず
時間差の変容態と思ほえて我がこどもらのいよよ愛しくも
2
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みなま
八角で煮た肩ロース揺れていてもうすぐ吾子の「ただいま!」を待つ
12
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詠み人知らず
主夫湿疹勤勉の指いたはりて手袋をはめ皿を洗ひぬ
4
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ほの香
それぞれに悲喜の在り処は違へども波長合わせて想ひ寄り添ふ
12
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恣翁
傘差すを止めて 夜空を見上ぐれば 蛍舞ふがに雪乱れ落つ
23
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詠み人知らず
悩めれば心乱れて深酒を またたく星も夜明けを待ちぬ
3
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詠み人知らず
から風に見向きもされぬ社会鍋 日没後にはなお寒々し
11
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へし切
生きている誰かに愛を受けながら だから返そう誰かに愛を
19
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詠伝
遠くから届いた主人の命令で震えて温もる愛車のいじらし
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