あふひ*・○・*のお気に入りの歌一覧
ながさき
葬式の ためにだけある 仏教は 日の出の後の 星のまどろみ
21
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夢士
朱鷺いろの蕾ほころび垣根越しつばき囲みて小春日のなか
16
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桐生賄
クリスマス終わりて花屋のウィンドウ ツリーは消えて門松お目見え
14
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松本直哉
君逝きし宵に三日月かかりしが今宵仰げば望にちかづく
7
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秋日好
去年はね据え置きだったボーナスが今年はかっちりもらえたんだよ
8
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ゆりこ
乳香と甘橙と薫衣草 ふうわり香る優しくなれる
10
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詠み人知らず
愛妻が作ってくれぬ弁当を 企画、製作 自らしてる
23
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林林
包装紙あと一センチ幅足りず合わせ目に継ぐ端切れに感謝
14
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仲ノ
真夜中の赤信号に立ち止まる小さな正義を認めて下さい
5
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灰色猫
凍てついた ベンチにふたり 寄り添って 聖なる夜に 愛を育む
24
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夏恋
母たちは吾子を戦地へ遣るために産んではおらぬ育てておらぬ
19
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コーヤ
老いなれド年の迎えは楽しみで準備あれこれ心弾みて
18
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只野ハル
冬日暮れ西陽差し込む部屋の隅積もりたる綿埃照らし出す
11
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雪柊
着替えだけ入れたカバンも寄り添ってベンチの上には満天の星
14
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只野ハル
もったいないみっともないがせめぎ合い宙ぶらりんの傷んだ古着
17
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まほろ
次にこのエレベーターに乗る人に幸あれと思うクリスマスの夜
9
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うめ
藍色が朱にかぶさればぬばたまの闇にとけゆく熱と匂いと
5
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コーヤ
冷たさが浸みる朝の庭水仙の甘き香りが心和ませ
13
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村上 喬
やわらかく口にふくめばとけるよなあわい雪ふる夜もあるよね
20
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村上 喬
星々は白む夜空に溶け始め仄かに光る囁くごとくに
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