inosannのお気に入りの歌一覧
日向猫
この長き夜に溶け出す魂は明日から光を拾い集める
21
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詠み人知らず
帰宅するむすめらの瞳輝きぬ学期の終り祝福しつつ
5
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詠み人知らず
洗濯機毀れ数日からころも手洗ひしつつ主夫のあけくれ
2
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ほの香
光陰を遡れるは想ひのみ げに面白きは道の先こそ
5
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日向猫
心から 点 点 点 を取り去ればただの曲がったたよりない線
24
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恣翁
朔風の強く吹ければ 泥濘に残る足跡 漣立てり
19
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ほの香
平行線 朝陽の空をサンドする たなびく雲と雪の山稜
12
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五穀米
ああこれもバブルの残党放蕩を尽くし末期に心こそと言う
5
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詠み人知らず
荒れ野ゆく飢ゑし民へのマナのごとく君の御歌を糧として生く
3
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詠み人知らず
退化して僕が小さくなったなら 母はもいちど歩けるだろか
16
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詠伝
過去の歌ひとつひとつ見返して隔てる壁に君を掘り出す
10
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詠み人知らず
君がいるその空間の偽りをあばいてみせるなんなら今夜
7
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みなま
遠いひと息災祈る街は今電飾さざめきノエル流れる
10
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南 瑠夏
あか切れたちいさなもみじにテープ貼る今日はどこで遊んできたの?
4
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詠み人知らず
附属品棄てしをみなをゆめにみてさめてののちもえこそわすれね
3
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詠伝
月ごとに吾は産める生きものかと疑ひてまた君に抱かれぬ
9
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横雲
魂吸える鐘鳴る冬の空蒼しのぼり消えゆくけぶりみつむる
3
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詠み人知らず
マネキンのカツラが落ちて店員のあっカツラの声にはっと振り向く人
7
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小林道憲
北嵯峨の旅行く人の跡絶えて池の水面に冬雨の降る
23
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詠み人知らず
冬なれば雪降る日には雪を見て北風吹けば襟立て歩む
16
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