inosannのお気に入りの歌一覧
紫草
朱を落とす色がたりない冬の空噂話を好みし嫗
16
もっと見る
みやこうまし
先立ちし奴の訃報を悲しまず 元親友の大学教授
11
もっと見る
仔柚
大胆なことは想像するだけで往復切符が精一杯
5
もっと見る
詠み人知らず
良き春の来たらむことを祈りつつ迎春シール菓子に貼りゆく
6
もっと見る
おおしまゆきこ
悴める軒に吊るした干し柿よ 明日は今日より日暮れが遅い
9
もっと見る
詠み人知らず
福引の三等当たり喜べど余りの重さ我欲に頼る
6
もっと見る
詠み人知らず
笑われちまった悲しみに痛々しくも怖気づき笑われちまった悲しみになんだっけ
5
もっと見る
恣翁
苛烈なる歳暮の風に 首すくめ 襟より侵す寒気凌げり
23
もっと見る
祐鈴
来週はまだ今年なら、換気扇、洗うの今度の日曜にしよ
5
もっと見る
へし切
はなむけに父が言ひしはひとつ言幾久しきに仲睦ましく
13
もっと見る
詠み人知らず
王将の刺客がなんか知らんけど よけとに客が増えておまんな
6
もっと見る
へし切
仰ぎ見る冬の夜空の星々は煌めき澄みて頭上に迫る
18
もっと見る
詠伝
この季節目に映るものだけ美しく両手で耳を塞いで街へ
8
もっと見る
へし切
夫婦あり他人同士のつながりも心合わせば阿吽の呼吸
12
もっと見る
みなま
いただきし柚子切り口も青々とこの日のために金に色づく
8
もっと見る
もなca
オレンジの灯は揺らめいて君の目にひかりの海が広がってゆく
9
もっと見る
南美帆
携帯は心の箱ね震えれば好きな人からかしらと思う
6
もっと見る
詠み人知らず
耳ふさぎ無音の世界で抱き合つてもあなたの鼓動はきこえるでせう
2
もっと見る
なな生
日本語の苦手な君へ呟いた我な忘れそ我な忘れそ
7
もっと見る
吉奴十三世
男には思ふことこそ二つあれ 醉ふにうま酒愛でるに名花
4
もっと見る
[1]
<<
1332
|
1333
|
1334
|
1335
|
1336
|
1337
|
1338
|
1339
|
1340
|
1341
|
1342
>>
[1741]