石川順一のお気に入りの歌一覧
只野ハル
廃線は敗線とも書けるモータリゼーションに対しての、でもね
15
もっと見る
只野ハル
代り映えのせぬ今日の終わりにひとりいつものビールを飲んでいる
21
もっと見る
山崎ふゆ彦
鎌倉のぼんぼり祭り夕されば火灯し廻る巫女の緋と白
5
もっと見る
君丸
誰にでも 時の長さは変わらずに 速さだけほら また入れかわる
9
もっと見る
美津村
首をすくめ避けしつもりがヘルメットにあたりし湯玉音して爆ぜぬ
7
もっと見る
ガイトさん
新米のようでゆっくり温度上げ夏始め出す赤き太陽
7
もっと見る
美津村
鋳物師が茣蓙に寝てゐる昼休み物音しのばせ煉瓦を運ぶ
10
もっと見る
美津村
荷台あげ銑鉄降ろすダンプカー少時く錆色の埃わきたつ
6
もっと見る
己利善慮鬼
思うほど君は誰かの人になる揺れるまなざし揺れる黒髪
4
もっと見る
中野美雄
明るきはかなしきことぞしんじつの明るさははやかなしみにみつ
9
もっと見る
夢士
雨上がり雲たなびきて山青く東北道や梅雨の夕映え
21
もっと見る
kingface
眼や歯など疲れを訴ふ歳なれば短歌(うた)を詠ふや癒しならしむ
6
もっと見る
関山里桜
何食わぬ顔で「ウザい」を水底に隠し馴れ合う JKだから
8
もっと見る
関山里桜
三枚目めかす日々かな 恋人に聞かす吐息はベッドの下に
7
もっと見る
蜻
黄緑のソファーに座る君の腹ひざまづいては顔を埋めゆく
7
もっと見る
律月
女女しさを 女が抱へ 姦しく濡れる枕は 唾にはあらずにて
5
もっと見る
あゆか
重いけど偉人辞典を見てごらん発達しょうがいの具体例
11
もっと見る
律月
紫陽花の 色褪せに褪せ 夏恐れ空梅雨の空に また雨を乞ふ
10
もっと見る
律月
雨音に まじる鳥の音 明けの口時計も捨てつ 微睡むなかれ
7
もっと見る
吉野 鮎
よみかへす歌の種種愛しけれ浦のわを吹く風待つよしもなし
12
もっと見る
[1]
<<
1329
|
1330
|
1331
|
1332
|
1333
|
1334
|
1335
|
1336
|
1337
|
1338
|
1339
>>
[2319]