inosannのお気に入りの歌一覧
律
僕たちに明日は見えないんだとしても 日射しはいつもあかるい方へ
2
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詠み人知らず
頑なに寒さ堪えて立つ椿 この世の冷たさ思い知るかな
8
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南美帆
二十年ぶりも変わらずハイテンションバツイチの美女二人揃いて
3
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芳立
その火をば跳び越して来い。その火を まだ最後まで言つてないわよ
5
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詠み人知らず
寂しいと猫なで声で呼ぶことを何故だか猫は知っているらしい
8
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あんこ
窮屈な馴れ合いなんて苦手ですだから自由に歌を詠みたい
12
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五穀米
空間のあちこちにある我が部屋に入れ子に箱や袋を仕舞う
4
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聴雨
ふと香る花のありかを知りたくて月なき夜の道を彷徨ふ
15
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聴雨
遠き灯の凍えて消ゆる幾千の闇を埋めゆく玻璃の雨降る
8
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詠み人知らず
をさなごのイエスのかはりに流されし無辜の嬰児のおびただしき血
5
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詠み人知らず
黒き豆白き豆を水につけおきふくらみゆくを時かけて待つ
3
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詠み人知らず
大伽藍ステンドグラスのほの蒼き光を浴びし妻の横顔
8
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詠み人知らず
「喉ごしだ」うどんの国の人の云う味わいかたは指定しないで
8
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恣翁
寒気満ち 霜を帯びたる天の川 無人の地上を圧したるかな
34
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みなま
朝の陽を額にうけて吾子は今届けてくれぬひと椀のスープ
8
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日向猫
ホイップからカスタードへと回帰するシュークリームの好みの変遷
15
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詠み人知らず
すくよかの裏に潜んだ憂いには 陽を浴びようよ買い物行こう
11
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へし切
老いたれば恥じらふもなく泣くもよし哀しい時に淋しい時に
33
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らてん
作文のお行儀なんて塗りつぶせ フリーハンドで描けるよ、未来
3
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南 瑠夏
人生はさよならだけと知りながらクリスマスローズに水をやる朝
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