詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
摩天楼から摩天楼へ飛行機雲 だれか綱渡しさうな青空
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横井 信
空見あげ元気になれる短歌を詠む沈む心をなぐさめながら
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詠み人知らず
ぬばたまの 黒き羽毛を捲りなば 長方形の耳の穴見ゆ
5
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詠み人知らず
凪いだなら 沈まぬように漂って 力貯めつつ次の波待て
11
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詠み人知らず
いつだって一緒にいるよ 胸の中 きみを夢見たあの頃のまま
9
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夢士
駅前の小さき花屋に人あふれ母の日間近花きゅーびっと
10
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千映
早々に母に届いたカーネーションお礼の返事の大きい声よ
12
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へし切
雲の上をじっと見つめて前を向き君と歩みし道の続きを
18
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滝川昌之
ベランダを見上げて気持ち良さそうな五月の風なら干されてもいい
19
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煩悩
数ミリの厚さを持った人型の影がこの顔面に覆いかぶさる
5
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詠み人知らず
諦めとふ心の鎖ぞ千切らなむ 加齢を由に己を縛らざれ
7
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詠み人知らず
手間かけておかず作って釜開けて ご飯が炊けてなかった衝撃
8
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石川順一
本屋には詩の雑誌など見付からず母の床屋も長くかかって
9
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KEN
雨が止みヤコブの梯子架かる朝僕らは笑みで小指を解いた
8
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石川順一
つばくらめ公園の木々飛び渡る躑躅も殆ど散ってしまった
15
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千映
過去ばかりどんどん増えていと寂し未来を増やすことを探そう
8
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横井 信
葉はひとり くるりと屋根を超えてゆく皐月の空の雲を目指して
10
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千映
少し触れ手を絡ませて腕を組むやりたかったね若かりし頃
15
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詠み人知らず
古都の初夏出町柳で乗り換えて鞍馬につづく青葉すずやか
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秋日好
重い足引きずりながら出勤す君に真白きミントの根っこ
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