有為のお気に入りの歌一覧
ほたる
恋人の形を記憶した指でわれはペン持つ日常を持つ
19
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林ユキ
北向きの非常階段ひとりきり聴きわけたいの風のことばを
13
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光源氏
人知れぬ深山隱れのやまぶきの蓑ひとつだに情けこもれり
17
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芳立
よもすがらさみだれの降るちはやぶる神ぞきかれぬ契りはげしき
13
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庭鳥
蹴飛ばしておけばよかった夕暮れの出会い頭に君と接近
7
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芳立
たまきはる世にし幸ふ言の葉もむらさきもいま千代のむかしに
11
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聴雨
文机を窓べに置きて書に入れば筆なめらかや夏風のごと
29
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聴雨
やはらかき雨音のごと友のふみ心ふかきに沁みる言の葉
14
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聴雨
雨もよひ花いろ深む紫陽花の思ひ裏はら待てど来たらず
20
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芳立
武蔵路は雨にうつろふぬばたまの夢路をゆけば咲けるむらさき
16
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メガネ
大気圏に燃ゆるさだめと知りてしか故郷の星目指す君はも
20
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メガネ
はやぶさを待つ人々よいかならん思ひで待つか汝の子帰るを
15
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メガネ
今のうちジャンジャンバリバリ仕事して今夜は蛍を見に行こうかな
13
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只野ハル
還り来た旅路の果てに輝ける君の思いが砂漠に降りる
13
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山桃
実葛美男なりしを千年ののちの杣木の醜の楯なる
14
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山桃
山出づる朝日は海を上り来し東はるかなさねさし相模
15
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島祝
プリキュアを見むとテレビをつけて泣く見知らぬ人が球を蹴りをり
26
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悠々
わが胸に青き壺あり蒼の水ふいにあふるること多かりき
40
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粕春大君
さみだれに濡るるあやめの長きねをひとり眺むる夏の夜なれば
25
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まるたまる
サンダルを履いて出掛けましょうか今日から夏と決めたことだし
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