さるのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
秋雨に肩を濡らせばせつなくて別れたばかりのあなた求める
16
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まがね
頬殴る痛さに震え涙するそれを拭うは殴られし子の手
9
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あき
味気ない そんな毎日変えたくて塩と胡椒を手にとってみる
29
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ふきのとう
亡き義父の遺せし柿は色づきて実りの秋はにぎやかさ増す
17
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ふきのとう
花嫁は少女の面影残せしを笑顔輝き見とれるほどに
16
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まがね
ちょっとだけその胸貸してもらえませんため息一つつく間だけ
10
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まがね
ゴキブリと違うんですとコオロギが隠れた先で羽音(はね)を主張す
14
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まがね
白緑紫黄色赤は紫蘇目にも鮮やか 漬け物御膳
2
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葵の助
いつもよりぼやけたセカイ、レモンパイ、晴れないで霧、オルゴール食べる
3
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まがね
秋雨に濡れた楓の艶やかさ恋に身を焼く前触れのよう
13
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まがね
奈良町の路地をマーチでちょこまかと走れば楽し古トリップ
2
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まるたまる
摘まれてもないのに落ちる柿の実の青く小さな無念を拾う
28
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あき
カフェオレを飲まない理由。牛乳がないからじゃなく、嫌いなんだわ。
17
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ふきのとう
西の空あかね色に染まりゆきうす雲のなかまぶしく光る
16
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ほたる
ごちそうをいっぱい食べて消化する あなたがわたしの血液になる
9
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まるたまる
星よりも宝石よりも煌めくが胸に秘めおくあなたの言葉
12
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あき
山肌が紡ぎだしたる白糸は長き旅ゆく水のカラバン
27
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まがね
年をとり独り身になった母なれど薄化粧をし写真に微笑む
32
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ほたる
棚のすみに忘れられたる香水の小瓶は夢の中にとどまる
15
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ふきのとう
山椒は日ごと朱色に変わるるをほのかに香りつけたるままに
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