ほの香のお気に入りの歌一覧
日向猫
粛清の二文字がもつ恐ろしさ対岸の火事ではなくなる予兆
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もなca
ひらがなの歌しなやかにやわらかに声にのせればやさしいひびき
11
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横雲
山の端に入るさの細き冬の月嘆き惜しめど夢やはかなき
4
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詠み人知らず
里芋のぬめりとろみをいつくしみ糸の細きの柚子の皮そふ
9
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詠み人知らず
病状を聞かれて詰まることもある 内の人なら尚の更なり
12
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小林道憲
ひととせの思いを返す木枯らしに招き掛りて京の顔見世
16
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五穀米
烏賊を煮て里芋を煮て冬なれば誰のことでもない日記かな
7
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詠み人知らず
死が分かつ 肉 骨 水は蘇り もも組さんの帽子をかぶる
17
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河のほとり
日の光照らす木末の紅葉のみ明かく見えたる森の奥かな
9
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朝がお
恋色は胡粉の白さ交じりなし感あり生あり情あり仔に咲く華のよう
5
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inosann
バス停の乙女に見つけし青春のくすぶる時間が車窓に流るる
16
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へし切
邂逅に見る人のあれ忘れ花 現の夢に憧れて咲く
8
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粕春大君
山川にぬさと手向くる紅葉とはむべこのたびの手形なるらし
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へし切
世の中に楽して利するものは無く 楽して楽を知らずものかは
7
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ふきのとう
千日の重き時間の過ぎゆくも生きる力の強きを知りぬ
18
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河のほとり
深山にはもみぢも知らぬ秋霧の彼方に鳥の声ぞほのめく
4
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inosann
やる気でも怠気でもない中程に心を置いてる 仕事の合い間
10
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みやこうまし
認知症妻に自覚のあらずして幼児の世界を一から歩む
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恣翁
波に似る 木の葉の散れるに魅せられて 馬進むれば 道に迷ひぬ
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朝がお
賀詞に詠む拙き語彙に祖母の名を冥途の土産と嬉れし恥ずかし
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