石川順一のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
刈られゆく草匂ひたち梅雨曇る文月を乙鳥低く飛びかふ
16
もっと見る
秋日好
二階建バスの後部座席から「ティッシュ」と呟く声が聞こえる
6
もっと見る
まあさ
図らずも 昨夜届いた 朗報を もう一度ギュッと 抱きしめる朝
21
もっと見る
大野 冨士子
嫁さんを制御できないアベちゃんが 国のトップに 立つ阿保らしさ
58
もっと見る
晴月
蝉時雨 碧一文字 傳ふ汗胸高鳴るは 君の呼ぶ名よ
4
もっと見る
kingface
赤銅の職人作る山鉾に子等はしやぎし今日(京)も蒸さるる
3
もっと見る
蕾野
ぺたぺたと車道を這うていた蛙 彼は轢かれて死ねただろうか
4
もっと見る
kingface
この暑さなればこそ得る呉食みしかの冷麺の胡麻だれの味
3
もっと見る
みずたけ
曇天に気分も曇る梅雨の日も今は懐かし夏の太陽
5
もっと見る
いとう むた
突き刺さる熱射を浴びて 変わりゆく我が身を信じ貴女と歩く
4
もっと見る
秋日好
青系の「星月夜」より暖色の「ポピー」や「向日葵」哀しいゴッホ
13
もっと見る
千映
暑いとか寒いとか言いながら命がどんどん短くなってる
11
もっと見る
天鳥
眠れぬ夜暑さと共に現れる蚊の暗躍に一人奮闘
10
もっと見る
奏音
裏切りを笑つて許すくらいなら、フリでいいから泣いてみせてよ。
5
もっと見る
へし切
世の中に浜の真砂は尽きるとも金と政治のねたは尽きまじ
23
もっと見る
詠み人知らず
夏の陽に照らされては真っ赤っ赤ショウジョウトンボ夕焼け空へ
3
もっと見る
詠み人知らず
いつか来たはずの森で今日もまたもののけ笑う彷徨う人を
4
もっと見る
いとう むた
睡蓮とハスの違いを考えて 池をみつめる貴女との夏
3
もっと見る
ななかまど
ハングルと中国語が登る丘美瑛の風がやさしく包む
8
もっと見る
恣翁
もじもじと 「前へ倣へ」の指先に 擽らるがに 背を反らせり
20
もっと見る
[1]
<<
1282
|
1283
|
1284
|
1285
|
1286
|
1287
|
1288
|
1289
|
1290
|
1291
|
1292
>>
[2319]