滝川昌之のお気に入りの歌一覧
秋好
流れ行く想いを問わば身の憂さにいづこにとどむ宇治の川下
8
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詠み人知らず
「好きでした」今も未来も無いけれど過去のわたしは真っ直ぐだった
11
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夕夏
せいかいはちょうかいなみのもちまわりならばはなみもかいひではらい
2
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へし切
時ならぬ今をさかりのさくら花 永田は罪なき花に沸き立ち
13
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横井 信
ゆるやかに寝ぐせではねた髪の毛をくすぐる風に焚き火の香り
13
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肘P
後ろ髪解れて乱る別れ際 そっぽ向かずにねえ、振り向いて
2
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天鳥
寒さが緩むはずの今日天気予報の言葉あたったのおやつの頃に
2
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ななかまど
故郷は出てゆくところと若き日は帰るところと生かされて今
12
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夏深
木枯らしに衿立て熱く思いしはあなたがいつも居しや風景
9
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夏深
朝焼けを望み田の中真っすぐに伸びる地球の直径を辿る
5
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び わ
手話学習アイウエオから開始する八十路を越えて幼稚園児に
3
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菜々子
だから好き真剣な目で全力で そんな姿がかっこいいから
4
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千映
笹舟を子供みたいに流すたび君のこころにいつ届くかと
13
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へし切
見晴るかす富士の高嶺に白雪の澄みわたる空にかかる雲なき
16
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横井 信
北風に震える朝もコーヒーの香りを連れておはようの声
13
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肘P
覚めてなお両目曇らすこの嫉妬 パンにのっけて焼いてしまおう
4
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肘P
青臭いわたしとて歳重ねてるだってこんなに風邪が長引く
2
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里香
そう、あの日君は笑ってこう言った 「一緒に老いて詰め放題をしよう」と
5
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うすべに
いちょうの葉 砂場で遊ぶちいさな手 拾い走れば黄色いちょうちょ
9
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朔夜
電線の碍子の唸りを受け止めて君はいずこへ向かうつもりか
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