石川順一のお気に入りの歌一覧
源家末裔
話してはお酒を飮みし繰り返し翁集まる茶屋の光景
3
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川島さかな
水滴が土から空へ帰るとき誰かの背中押したりもする
8
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源家末裔
小中と玉の緒絶やせ皆云ふ繋ぎ止めたは父の言葉ぞ
5
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源家末裔
夏爐にて避難し行くや奧日光岸邊の店で食ふは蕎麥なり
4
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源家末裔
迎へ火を標にくるや母上を待ち焦がれるはわが心情か
8
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詠み人知らず
太陽に燒かれたタイルを爪先で驅けて飛び込む あの子のもとへ
9
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秋日好
お片付け第一弾の終了は下弦の月を見るまでもなく
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まあさ
昼食は どうしようかと 考える 三連休の 最終日の朝
20
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夕夏
ぽっかりとこころにあいたあなだけどあなたにつづくゆいいつのいど
3
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夕夏
かたりべのかたることばのしんいをさがしひらくこもんじょさがすもじ
3
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大野 冨士子
傲慢な安部一族のこんな人 森鷗外に 土下座しなさい
20
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松本直哉
子のためにアイロンあつる夏ゆかた蟬の声ふる祭りの朝に
15
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夕夏
みそしるやぐざいなんでもあじのありみそひともじるあじわいぶかく
4
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蔓葵
訪ねばや那智の高嶺に咲く花のかぎり知られぬ滝の白糸
7
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詠み人知らず
かたづけるとき手付かずの味噌汁に浮かぶ毛を見て反省をせよ
5
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長頼朝臣
夏草の思ひ萎ゆる身をあやみ君に会はじと言ふを恋しき
7
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マクラ
うたた寝に今日もあなたが現れて笑っているけどなにも言わない
4
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吉野 鮎
汝が胸に白き梔子かほりもて愛しみ告げむ夜半を沁む雨
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吉野 鮎
夕暮れを濡らしつ雨はゆるくふる潔しかほりの梔子もぬれ
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吉野 鮎
あふれくる想ひにひらく白き花甘やかな香にきみ待ちの月
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