幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
次々と災害のタネ撒かれては 誰でも多少 麻痺してくるかも
12
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詠み人知らず
じくじくと私はあなたを好いており一足ずつを深くためらう
7
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秋日好
宙空に浮かび行く手を阻んでる秋津は笑うか睨んでいるか
13
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ひよこ豆
湯に浸かり手足伸ばせば切なげにコオロギ独りなく声聞こゆ
20
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可不可
溶けさうなアスファルト踏みしめて 行ったり来たり 靴よ感謝
9
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ななかまど
諺ゆ無駄花のない秋の茄子豊作なれば千変万化
5
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滝川昌之
暑すぎた夏のせいだと夜遊びの寝不足さえも日焼けみたいに
20
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バロンマン
終電の四つ席の奥 酔客の膝に銀座の鮨の折詰
13
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バロンマン
終電に急ぎし我に人の波 君たちは今日、帰らないのか
17
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恣翁
冷え冷えと しゃがめる雪駄の表にさへ 沁みぬるまでに降る小糠雨
19
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秋日好
畏敬はいい委縮はいけない天災の中の人災見逃さなければ
18
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秋日好
自画像に近いと言いつつ年齢をサバよんだことすっかり忘れて
11
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夢士
列島は高熱発し身をよじるこの先のこと神のみぞ知る
16
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夢士
災害を渡りに船と見え透いた目くらまし掛け海外逃避
13
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千映
マンホールさくらももこの郷土愛描いたまる子は今日も元気よ
17
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滝川昌之
子を乗せてアシスト付きのペリカン号 朝 園門に集い囀る
21
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詠み人知らず
肝はL 数字は居場所 英単に 換えて入れたり出したりすれば
7
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詠み人知らず
朱夏すぎて 目深にかぶる黒キャップ撫でて そよげる白秋の風
13
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詠み人知らず
落陽は沈む嘆きを溶かしては桐の下枝の背景染めけり
16
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詠み人知らず
情熱を滾らせしまま燃え落つる夕陽 オレンジ色濃く煮えたり
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