詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
食器の音ますます響く台所私はひたすら詩作に励む
15
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夢士
つばくろの雛に黒影よぎり去り雛のこえ無くなくつばくらめ
14
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横井 信
スマホから顔上げ見れば車窓には黄色く揺れる川沿いの風
9
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横井 信
おだやかに時が流れたこんな日は夕暮れの街 ゆっくり歩く
13
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滝川昌之
人のエゴ「鳥」から一本とりあげてカラスと呼べば無く泣く「烏」
12
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へし切
気が付けば阿る人に囲まれて永田のまつりに踊りおどられ
17
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煩悩
懐かしきカセットテープで擦り切れるマイケル・ジャクソン永遠のポー!
10
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KEN
忘れ路の峠越ゆれは乙女百合笑みて迎へる七ヶ宿かな
15
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夢士
夕焼け空丹沢連山シルエット月見草咲くジョギングの路
14
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横井 信
伸びてきた草とホームでこんにちは求め続けた日差しを浴びる
10
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横井 信
ゆっくりと時が流れた午後三時 ひと山こえた仕事は止まる
12
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藍子
いつの間に母でなくなったのだろう誰も気付かず母の日過ぎる
21
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詠み人知らず
夕焼けの さやに映れる田の水面 夢と惹かるる海棠色かな
11
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詠み人知らず
長き柄の和箒 畳にサリサリと 走る音聞けば気分も清し
11
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秋日好
蘭去れば咲く花もなし五月雨にくたす狭庭の行く末あやし
17
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千映
久留米絣もんぺの巾を少し出す母のお蔭で緩やかに穿け
7
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千映
そこそこの道幅だったはずなのに大人で知った細き道幅
12
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詠み人知らず
より深く一首読み解く猛しかる想像の翼手に入れたきかな
14
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詠み人知らず
コトンとふ音聞きてのち焦りにき 切手貼らずて投函してけり
9
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詠み人知らず
旨み濃き新茶淹るれば瑞々しき若葉の香り馥郁たりぬ
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