秋日好のお気に入りの歌一覧
へし切
移りゆく時の随に翁草 何はじらはむ真白き髪を
24
もっと見る
林林
土を掘り肥やし鋤き込み苗植えて仕上げに水やり父、夫、息子
14
もっと見る
林林
「お弁当卵焼き、おにぎりお願いね」リュック背負ってみる明日は遠足
18
もっと見る
松本直哉
わがたましひは孤島のごとし夕まぐれ愛染坂にほそき雨ふる
5
もっと見る
詠み人知らず
うちの主人平坦な道歩いてもふらっとよろけておっと危ない
5
もっと見る
片井俊二
夕暮れにひとり静かに目を閉じて時を漂う行間の果て
11
もっと見る
詠み人知らず
キャベツにも春の来りてやわらかな千切りになりトンカツに添え
12
もっと見る
詠み人知らず
大地揺れエベレストさえきしみたり人は小さきものになるかな
11
もっと見る
コーヤ
幼子は花咲く道を楽しげに転んでも起きて広い世界へ
10
もっと見る
林林
柔らかな若葉日差しに透きとおりそよぐ風浴びゆっくり育つ
12
もっと見る
芳立
ながれゆく色を惜しめばひさかたの空より落つる藤の庭滝
14
もっと見る
緑川夜枝
消音のテレビだけがチカチカ騒ぐ 零時を六分過ぎた孤独と
2
もっと見る
みなま
お願いよあなたをわすれたくないの白いクレマチスが咲きました
6
もっと見る
光源氏
さてもまたおぼろにかすむ春の月消えゆく影をただ見つめをり
12
もっと見る
へし切
陽炎の春の名残りの夢見草 散り交ひ曇れ老いらくの夢
23
もっと見る
村上 喬
水仙の葉先に灯る悲しみを零さぬように明日を迎える
20
もっと見る
只野ハル
自分にも問題があるかも知れずカウンセリングを受けてみた
12
もっと見る
成瀬山水
みずからに鎖絡ますブランコのきしりきしりと泣いた静けさ
12
もっと見る
光源氏
ひさかたの匂ひあまたにおほふれば藤の衣の色とやは見る
20
もっと見る
林林
父もまた心に穴が空いたまま夏野菜の苗買い求めをり
22
もっと見る
[1]
<<
1262
|
1263
|
1264
|
1265
|
1266
|
1267
|
1268
|
1269
|
1270
|
1271
|
1272
>>
[1497]