石川順一のお気に入りの歌一覧
夕夏
ぎょうせいのちょうのだいじんひらひらとかぜにふかれてゆくえさだめね
4
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灰色猫
秒針のリズムに溶けて白き肌静寂を破った夜もあったね
15
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灰色猫
黒き雲畏れつ苦難に立ち向かうあなた明日が青であるよう
15
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灰色猫
風呂上がりひとつしかない扇風機奪い合ってた双子の少年
23
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灰色猫
夏告げるその遠雷は幼き日わたしを叱った祖父の声に似て
21
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灰色猫
桃缶をひとつ携え旅に出る新たな恋の予感覚えつ
18
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吉野 鮎
野薊の阿ぬ花と知る朝しほれしのちの棘の痛さに
8
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吉野 鮎
ひと日咲きぎあまん壺に萎る棘野薊むらさき野邊を咲く花
11
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吉野 鮎
麗しき紫のいろ花薊汝が棘のさす小指の赤き血
8
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秋日好
明日このとき友と笑ってられるようやることリストを頭の中に
13
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吉野 鮎
野薊の花むらさきにふる雨は棘にほろほろ粒と零れて
11
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吉野 鮎
小糠雨棘の葉の上玉雫薊むらさき針山を濡らしつ
11
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夕夏
こくてつかいこてつどうのれきしでかたるじけんじこしもやまじけん
4
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夕夏
あさまずめひぐらしのこえひびきけりみみなりのなかとりたちのこえ
5
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灰色猫
世界中ありとあらゆる美しい港を知ってる船長の筆跡
15
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灰色猫
讃えられ見張られている嗚呼イエスこの愛の夜にあなたは滅ぶ
13
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佐々木サカナ
背を向けて寝るきみの足ほの白く秒針だけが動いている部屋
6
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中野美雄
闇にさすひかりのなかをさくら散りいま浮かびくる遺せし笑まひ
7
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七生
「そのカエル死んじゃいますよ」「大丈夫、水の温度は関係ないから」
3
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び わ
大切に与えられたるそのものを厳しきことも楽しみとして
7
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