秋日好のお気に入りの歌一覧
ゆり
靴履こうドアを出るんだ重すぎる部屋の空気を風に捨てたい
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ゆり
熱風の吹く商店街アジサイはおそるおそるとあたりうかがう
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あまおう
拗ねたとき 後ろめたいとき 拒否るとき 顎のラインが いっそう綺麗
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詠み人知らず
いつの日かきみへの言葉を詰まらせて息ができずに死ぬときがくるよ
3
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半格斎
花筏分け行くおしどり陽のなかを 春惜しみつつ 春惜しみつつ
16
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みん
無造作な団子ヘアから飛び出した髪がおいらを誘ってやがる
12
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falcon
はつ夏の風のいろ濃きむらさきの袖なつかしくいちはつ咲きぬ
13
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天野鷹秋
風薫る校門踏み越すステップにフルートソロがいま、音重なる
5
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林林
初めての人にたくさん会う日には花いっぱいの道を行きます
15
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詠み人知らず
寂しいの誰か見つけて傍に来て 一番星がきらりと光る
16
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林林
皆の声 掬ひつ纏め 前へ出ず 慎ましくあれ 七竈咲く
14
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林林
完璧にお掃除お茶請け用意して息を潜めて先生を待つ
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林林
先生に昆布を切ってお勧めし吸ってから食べると旨いと指南
11
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林林
妹が友連れてきてかき氷「オレ手伝うよ」兄先に食べ
13
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美津村
ベッドなんて万年床と同じだと酔ふたふりしてからみやりたり
7
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コーヤ
「綺麗だね」ひとりひとりが立ち止まる凛々しい姿芍薬の花
8
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更紗
健やかに育てと祈る 病ゆえ愛しい孫を抱く術もなく
17
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光源氏
かなしさのさらぬ別れをうらむれどいかでか君の袖濡らすらん
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光源氏
人知れず涙を流す老ひの身よ嫁ぐ我が子を送るゆふべに
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河のほとり
我さへぞ奥処も知らぬ岩躑躅言はぬ心の深山隠れは
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