詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
僕たちは運動会のヒーローと呼ばれるようにまっすぐ駆けた
6
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横井 信
雨は去り強く吹く風 爽やかに運動会の朝は始まる
4
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横井 信
行進の音楽流る窓の外 見下ろす先にあの娘が笑う
5
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石川順一
チリ産は安いのだろうか考える環太平洋構想などを
10
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石川順一
当初とは違ふ予定の喫茶店報告受けてあああそこかと
10
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恣翁
青黒く 愁ふがに陰る葉の色に 蛙鳴きたる走り梅雨かな
13
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煩悩
名前がさかなへんであったわたしは滝つぼに住む竜となりぬ
6
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滝川昌之
城跡の石垣のぼる蝸牛 天下とるぞと梅雨をめざして
27
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へし切
絵手紙に矢車草を描いたら余白に風が思ひをはこぶ
22
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詠み人知らず
味のある古き蕎麦屋は廃業か 代の替われば移ろふ街並み
8
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詠み人知らず
被くれば天使の微笑み見せしきみ 今や花冠を吾子に編むらむ
7
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夢士
つゆ草の葉先にキラリ水の玉夜来の雨の上がりて眩し
17
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恣翁
名門の驕りばかりの目立ちけり スポーツマンの矜恃や 何処
17
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KEN
またひとつ幼き命奪はれて修羅も嗚咽の現まづ知れ
15
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煩悩
湖がカンカン帽子に浮かべられ救命救急センターで脈を打て
6
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詠み人知らず
シロツメと勢力分けて浴ぶる陽を揺れつ悦ぶ紫雲英なるかな
12
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詠み人知らず
おのずから耳朶が拾ひぬ 聴きつれば広ごる曇にツピツピ鳴けり
8
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藍子
病院と言う名の檻に閉じ籠る世間の風に汚れぬように
14
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へし切
お互いに仕合わせ ひとつ おすそ分け ほっこり ふわふわ綿菓子の味
18
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滝川昌之
カタツムリ画伯は描く足跡でブロック塀に前衛アート
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