ともゆきのお気に入りの歌一覧
び わ
空襲で母に手曳かれ逃げ惑う月は見ていた爆弾の雨
12
もっと見る
秋日好
泣くことの絶えてしなくばなかなかに心の痛み奥に巣篭もる
18
もっと見る
秋日好
純白の牡丹の花を待ちながら君の夢見が安らかなよう
18
もっと見る
秋日好
買いたての金魚の餌を浮かべても上がって来ない新入り五匹
16
もっと見る
吉野 鮎
敏しやんは祕すれば花の人なりし訃報きく宵白侘助落つ
10
もっと見る
詠み人知らず
大嫌い 嘘だよ取消す 肩口を 軽く頭突いて そのまま埋もれる
14
もっと見る
詠み人知らず
恨みわび 泣き濡らすほどに 思い兼ぬ さだめの恋や 巡り合はるる
14
もっと見る
詠み人知らず
楽しげに 音楽聴きつつ膝抱え スイングしゐる 至福の子猿
14
もっと見る
萱斎院
来ぬひとのはかなき夢に明くるかな かすみし雨に染む花のいろ
9
もっと見る
萱斎院
寝もやらずかすむ月影ながむれば 音もなく散るや春の夜の花
11
もっと見る
滝川昌之
想い出す夢多かりしあの頃に友と歌った学生時代
17
もっと見る
滝川昌之
母の味父の小言を思い出し一人食べてたのり弁の夜
18
もっと見る
ヒラヤノリコ
歌声も心もそうだ磨かねば響いてこない美しい音
10
もっと見る
九條千鶴
ひらひらと落ちる桜の花びらにダンスしようと誘う春風
11
もっと見る
もなca
花びらを舞い上がらせてバスはゆく桜吹雪の住宅街を
12
もっと見る
吉野 鮎
子ら發ちてそぼ降る雨に冷ゆる朝蜂蜜たつぷりパンケーキの上
8
もっと見る
吉野 鮎
母子三人外國に發ち廣廣の部屋に一人の熱き珈琲
9
もっと見る
たたみの目
今日何か 用事あったか 聞いてみた 何もないよと ひとりで返事
13
もっと見る
矢車菊
思い出を探ればあの日あの頃は気づけなかった想いいくつか
14
もっと見る
び わ
朝が来たダイヤモンドの光あび息吹みちくる新たな今日に
10
もっと見る
[1]
<<
119
|
120
|
121
|
122
|
123
|
124
|
125
|
126
|
127
|
128
|
129
>>
[236]