詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
田に土を運ぶ子たちは泥まみれ校舎屋上育つかお米
18
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恣翁
海の音の轟く浜に 立ち寄れば ハマナスの紅 足下に見ゆ
21
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詠み人知らず
流氷の天使と呼ばれるクリオネも 欲満たすとき醜態晒す
6
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詠み人知らず
座敷なら遠慮するわと背を向ける 靴が脱げないただそれだけで
6
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詠み人知らず
勝てずとも負け残れたら 足を地につけてられたら 恩の字だもの
12
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横井 信
雨風に抗うように工事灯役目を終えて何処かへ去る
7
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横井 信
悲しみに失われてくものたちへ伝わるならば側にいさせて
15
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煩悩
食べ終えたカルボナーラの汁を残さぬように指で舐め取る
5
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滝川昌之
駅前を高校球児がゴミ拾い きれいな心で追う夏の夢
19
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詠み人知らず
四時までを寝てしまったと言ったなら夕方なのだと思えませんか
5
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へし切
ここかしこ垣根のいばら花咲けり仄かに香る初夏のころ
22
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KEN
噛む柴のかをりのほどに淡き月峰に落ちれば闇に雉鳴く
16
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詠み人知らず
昏くとも ともは遠くに御座すとも ともに歌ひて ともどもに拓かむ
12
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夢士
カラカラと空き缶走る電車内持ち主探し前に後ろに
13
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横井 信
ビルの外 明るい陽射し明日へと続く道ゆく振り返りつつ
8
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横井 信
暑さます夏へ近づく青空に舗装の割れ目 足取り重く
9
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へし切
真っ白に栗の花ふさ散りばめて見上げる空は今にも泣きそう
17
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詠み人知らず
花を継ぎ磐舟へ乗り風待てば初夏の香は起つ清げにすべらに
9
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滝川昌之
犬好きに犬は応える初対面 差し出す右手にシャルウイダンス
19
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詠み人知らず
木の花はいちよのみにて開き得ず散り敷く孤悲のかたみの果てに
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