あゆかのお気に入りの歌一覧
クロネコ
奥山に 潜む秋を尋ねては 言わず語らず 不言の仔狐
7
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灰色猫
すき焼きのお肉のみ食む甥っ子はチーズおかきのチーズのみ食む
23
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秋日好
たくあんが食べたかった大晦日二十世紀を欲しがる元旦
15
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灰色猫
ぽりぽりと数の子を食むひたむきな命の海を味わいながら
23
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コタロー
浮寢鳥水にプカプカ浮きつつも我に近寄る何と愛しき
7
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コタロー
初御籤「吉」を引きつつ讀んでみる感謝の氣持を持つて生きよと
11
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KEN
ぬばたまの 師走の闇に 舞ふ螢 落ちる身蹈めば キシキシと泣き
10
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灰色猫
栗きんとんどうしてレモン入れちゃうの本気の甘さで勝負してよね
20
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Chico
刻み來し不帰投点を空にみつ みな 己がじし流星の雨
29
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滝川昌之
進物の線香は着く頃だろう無念の友の鈴に寄り添え
18
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KEN
豬の蹈む 雪跡寒く 音もなく 人の跡絶えた 摩利支天の森
11
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灰色猫
小豆炊き砂糖で煮込みぜんざいを一夜寝かせる魔法にかける
24
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滝川昌之
「元気か?」とそれで温もる印刷の賀状のすみの友のくせ字に
27
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灰色猫
お雑煮は白味噌仕立てかぶら入り熱々のまままずはおとんへ
22
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灰色猫
ケンタッキーバーレルを買うぼくというたったひとりの家族のために
23
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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灰色猫
ブロッコリーお前はなんか森っぽいお前を食べたら地球が危ない
22
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滝川昌之
堰と成り幾度撥ね退け親ならば乗り越え巣立つ子の背讃えよ
22
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灰色猫
自転車の後ろに夏と初恋を乗っけてゆこう青い海まで
23
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コタロー
冬の朝寒さに振るふ猫二疋小さき身體寄せ合ひながら
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