文麿のお気に入りの歌一覧
樹 沙羅
自己紹介君に伝える言葉には真名の響きを含ませてみる
5
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芳立
自由すぎる手首にはえた貝われを食らつて生きる失恋記念日
5
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聴雨
アベリアの白際立てる落日のやはらかきかな遠き眼差し
12
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恵
かき氷ミドリの舌でふざけてはちょっと冷たい夏の日のキス
27
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詠み人知らず
夜という名の不器用なさかなたちもうこのさきにいってもいいの
8
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詠み人知らず
でも雨はあなたのショートホープにもトリケラトプスにも降るでしょう
11
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まがね
失せ物は悪運も連れ去り行くと言われた言葉を朝から唱え
11
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もなca
雨上がりつぎつぎ芽吹くみどり葉の見上げる先にもう夏の雲
28
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詠み人知らず
オルゴール開ければ今もここにある君がはじめて触れた雨空
31
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春咲
あこがれて なりたき身こそ まことなれ 夢持て歩む 先に未来あり
15
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inosann
シラスのせ帰港急ぐか舟の群れ舳先を上げて今にも飛ばんと
28
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みなま
彼の息引き取るを見て棺に入れ骨を拾ったたしかに拾った
11
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もなca
庭隅に群れ咲く白い十字花 雨に打たれてなほ清々し
28
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inosann
霞たち定かならざる水平にあるやもしれぬ何かを見つめん
13
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みなま
白猫は置いたグラスに手を浸し玉蜀黍茶を嗜む窓辺
14
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みなま
吾が夫を死に追いやったと言う声が這いあがりくる背に降り積もる
26
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詠み人知らず
心ごと抱きしめられているかぎり空は果てなくつづく球体
46
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詠み人知らず
いつの日か空から天使が降りてくる 信じてるからやっと生きてる
25
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律
思うほど 言葉は人に届かない 戸惑っています、溢れる思いに
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たんぽぽすずめ。
沢山の歌を詠まれて紫陽花は嬉し悲しくまた色づきぬ
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