光本博のお気に入りの歌一覧
光源氏
うぐひすのこゑぞとどくや逢坂の関に見送る君がこころに
16
もっと見る
光源氏
よのつねをおもへどみちにまどひたりひとなればこそひとぞこひしき
18
もっと見る
詠み人知らず
秘書嬢を抱く寸前に目を覚まし 自制を誉めるも少々惜しい
17
もっと見る
詠み人知らず
難解な漢字だらけの文なれば 読まずに山羊に与えましょうぞ
16
もっと見る
風蘭
追いつめた仲間を仰ぐ木の下のきみの鳴き声あれが最後か
9
もっと見る
風蘭
朝つゆとともに消えたい日もあるが夕餉のお茶で生きかえる夜
16
もっと見る
風蘭
のっぺらぼうみたいな歌じゃ鬼太郎もきっと忘れるへのへのもへじ
11
もっと見る
七色コイン
色恋は嫌いじゃないよ。だけどほら、女が怖い男なんです。
11
もっと見る
七色コイン
利便などこの日本には無かったと 今や僕でも体感してる
8
もっと見る
七色コイン
一滴リンゴジュースを飲んだだけ なのに美味しいちょっと寂しい
6
もっと見る
詠み人知らず
突然の 初夏の陽射しに 誘われて はにかむような 白き 二の腕
25
もっと見る
悠々
葭切の啼きさはぎける原發の 濱に人語の絶えて久しき
12
もっと見る
悠々
藁束のしがみつきをる老樹あり 波に引かれし人の形に
12
もっと見る
悠々
ともだちを海に呑まれし少年はそつと流せり小瓶のレター
18
もっと見る
悠々
花茣蓙を祖父居し場所へ廣げみる屋根も柱もなき空の下
12
もっと見る
詠み人知らず
夕闇の雨に溶けてく橙の方向指示器皆右ならえ
4
もっと見る
詠み人知らず
張り詰めた弓の毛そっと松脂を擦りつけているちいさな指で
8
もっと見る
恣翁
卓袱台に 伏する茶碗の その上に 風の運びし桃の一片
28
もっと見る
浅草大将
春雨もまたふる里のくろ土のひときはうるふ弥生なるかな
19
もっと見る
浅草大将
ほたる火の輝く兜のヘクトール名をホメロスが夏の野の夢
14
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[18]