夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
年長と年少の子が手をつなぎふたりではいるお風呂は楽し
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ハナアルキ
いたづらに 闇をかきわけ霧を呑み 眠る街には 笑う悪童
2
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想野
いつからか誰かのための人生を歩みはじめていまここにおり
9
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成瀬山水
カーテンの外は菜の花シクラメンうららうららと春は喜ぶ
4
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西村 由佳里
頂上で見上げる空はふもとより濃いのだろうか おにぎり作る
7
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芳立
知らぬ間にまたビル建ちてゆく川のひかりと風は変はらざりけり
6
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芳立
ふると見よ雨ひぬ里にふく風の糸に縫ひたる藤いろの袖
6
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みなま
また聞いた話と叔母をさえぎって何度目かしれぬ事を口にする
3
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河のほとり
藤波はなびく方さへ著ろく心のふかき色か見えつる
11
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美津村
ゆらゆらゆらゆら陽炎の中を来る人はわが妻ならむその歩き方
6
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まぽりん
言の葉のうらに隠れる百種のこころぞ歌の花となしける
32
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風花
扇風機出して埃の払いつつ君との会話ふと思えたり
17
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みなま
居なくても毛だけがここにも残ってる出て行ったきりの白猫の椅子
9
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光源氏
さてもまたおぼろにかすむ春の月消えゆく影をただ見つめをり
12
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へし切
陽炎の春の名残りの夢見草 散り交ひ曇れ老いらくの夢
23
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成瀬山水
みずからに鎖絡ますブランコのきしりきしりと泣いた静けさ
12
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只野ハル
肺炎の兆候あれば入院となり認知進行気に掛かる
12
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光源氏
ひさかたの匂ひあまたにおほふれば藤の衣の色とやは見る
20
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林林
父もまた心に穴が空いたまま夏野菜の苗買い求めをり
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ながさき
釈尊の 乳母が最初の 弟子となり 「一切衆生 喜見如来」、と
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