詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みん
無意識に笑顔作っているようで、たまに褒められたまに怒られ
5
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光源氏
わびぬれば君が袂の露しげし色こそ見えね真野の白萩
11
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柳井サラ
味方などひとりもいない学校で、僕は容易くユーレイになる。
4
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柳井サラ
「将来の夢は警察官です」と僕をいじめた彼が笑う
3
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柳井サラ
愛なんてちっとも眼には視えないが君のいれる紅茶は甘く
4
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柳井サラ
性別で染まる色を決められる スカート履けぬ私は無色
11
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柳井サラ
丸ノ内スーツ姿のシンデレラ定時になっても魔法はとけず
4
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美津村
蓬を摘んでゆっくりゆっくり野を帰る夕刊配りし春風のなか
13
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美津村
軒並びの八軒駆足で配達すバイクを置きて新聞抱へて
6
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美津村
事故に遭ひ運ばるることもあるならむ下着に常に氣を遣ひおく
13
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美津村
カーブミラーに写る野の先白みをりその角曲がれば配達終る
10
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美津村
ほどほどに老いの身鍛へる運動よバイクの乗り降り日に三百回
7
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桜園
お風呂場についた湯垢のこびりつきわれではできずに夫をたのめり
10
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灰色猫
愛おしい あなたが無事で あるように 陰膳供え 欠かさぬ祈り
24
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つゆくさ
寂しいと思う思わぬどちらかは 見方返れば多少和らぐ
9
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すばる
呼び出したくせになかなか言い出せずバニラアイスも溶けてしまった
15
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すばる
欠点も含めてこれが私だと開き直って力を抜いて
16
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もぉりもり
まっさきに落ちる夕暮れやわらかいスープを飲んで夜をつつもう
4
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三連星
振られても未だ断ち切れぬ片想ひ忘るることすらかなわぬままに
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三連星
道端の裸の木々も少しずつ芽吹き始めてもうじき満開
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