詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
ぎりぎりで思ひだすのはこりごりと余裕を持つてやらうと思ふ
18
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秋日好
咲きたいと開く花ばな 愛でたいと希うひとびと あいまに庭風
22
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詠み人知らず
噛み割って錠剤をのむ治らない頭とこころを寝かし付けるため
7
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横井 信
水無月 始まり告げてだんだんの丘の向こうに立ち上がる雲
13
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横井 信
水田を鴨がゆっくり見回れば僕も負けじと一歩を前に
10
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滝川昌之
水田の警邏を担うカルガモ隊二羽一組の害虫捜査
27
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詠み人知らず
吉備路きてはるか鬼ノ城水無月の雨のすだれを降ろして眠る
9
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詠み人知らず
笑みしことひとつありせば胸の角 まぁるくなりて夢に堕ちゆく
17
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KEN
梅雨前の雲無き月の明るさを惜しむが如く螢葉の影
17
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煩悩
排他的経済水域を自由に行き交う鯨に戦く原子力潜水艦
8
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千映
うたのわの透明人間一票のいいねをくれるあなたにお礼を
19
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千映
気に障る言の葉受けても受け流す伊達じゃない胸大きく広い
10
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夢士
山葡萄伸びゆく燐家のその先に小さき実のあり切らずそのまま
16
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蔓葵
むらさきの花も緑にかはりゆくあふちの色のさみだれのころ
14
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横井 信
満員の電車に乗れず白い雲まぶしい空に夏の先触れ
12
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横井 信
進む道 風は優しく頬撫でて緑が映えるまぶしい光
11
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千映
デデポッポ啼いて気が済むことなれば耳塞ぎますあなたの為に
14
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恣翁
陽も疎き生け籬に潜む梔子の 澄み渡る香の あはれに優し
23
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藍子
マイブーム季寄せに歳時記盗み食い貰ってしまえ言葉の数々
21
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聴雨
入り方の月を偲ぶや不如帰あかつきよそにただ独りごつ
9
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