KENのお気に入りの歌一覧
Proverbe
震災後 ひと月を経て もらい風呂 骨の芯まで 有りがたかりし
19
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滝川昌之
凍て空に氷の国への落とし穴ポッカリ開いたごとき望月
14
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茂作
寒すずめ枝を渡りて梅の木の まがへて春を呼ぶことありや
13
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うすべに
遠くまで行っちゃだめよの声を背に 近所の道をジグザグに行く
6
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茂作
もがり笛木々の枯れ葉は散り果てて 枝間に見える空の寒けき
13
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灰色猫
珈琲をいま淹れるから待っててね石油ストーブ乗っけるやかん
8
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横井 信
餅を焼くストーブ囲む縁側でじっと見ている父の庭先
10
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ひげじぃ
外国の客も途絶えし湯布院の湯けむり寂し冬枯れの街
13
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滝川昌之
奇跡とは逆転劇の一打より日々に繋いだ平穏にある
14
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へし切
諍ふも歩むに難し 北風に 負けじと 身を前に屈めむ
8
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Proverbe
出來心 物狂ほしき 囁きに 足踏み外し 奈落の底に
10
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ながさき
無償にて 検査キットを 十億個 配布するとは さすがバイデン
8
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うすべに
雪まじり風にながされ飛ぶ鳥も 雲の早さにつばさとまどう
6
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恣翁
単調に雪の降り頻く夜の静寂 あらゆる音を呑み込みぬなり
6
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紫草
一瞬の輝きのために手放したひとつふたつを悔いてどうなる
12
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横井 信
鳥は二羽 風に向かって飛び立った 朝の冷たい駅にはひとり
8
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灰色猫
夏までの芭蕉の蝉が眠りいる凍てつく樹々の白銀の森
11
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へし切
この春に はや丸2年コロナ禍も 事や学ぶる 6波の憂ひに
7
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ひげじぃ
幾幾も真綿のごとき湯けむりを青天に引く湯町遥けし
9
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Proverbe
青柿が熟柿弔ひ 背比べ 似たり寄ったり 大同小異
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