詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
校庭の砂のざくざく鳴る音の 後ろについて 彼を追いかけ
12
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詠み人知らず
一日で灯油の切れたストヲブは 部屋とわたしの 寒さを語る
20
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秋日好
チゴイネルワイゼン聞こゆ黒画面 若き情熱 何処にか去り
15
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紹益
火星より この星のこと 考えて 青く輝く 地球のことを
18
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秋日好
崩れゆく古色ゆかしき石段を趣のまま直したひとです
10
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秋日好
太陽の似合うあなたはがんにさえ顔を背けず立ち向かったね
16
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恣翁
公園に 朴の落葉を踏める時 乾きたる音の寂しく響く
28
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詠み人知らず
母さんのちいさな肩先あたためる光りの色でストールを編む
19
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詠み人知らず
遣られたと自棄に逃げてはいけません きみは一矢を 報いたのです
13
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詠み人知らず
なんでこう涙に脆くなったのか 思い出すのは 泣き虫の父
17
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秋日好
暖色と寒色混ぜて冬じゅうを彩るビオラの笑顔とともに
9
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秋日好
これからも生きていくんだ口結びひとり遊びに形を与え
9
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へし切
雨だれの屋根打つ音も歳をとり人もやさしく黄昏てゆく
25
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詠み人知らず
寒いほどまた遠いほど恋しくて 近くのあたかい 食堂へ行く
12
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詠み人知らず
吸気から希望取り込み憎しみは 呼気で吐き出す 教えを信じ
15
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詠み人知らず
一度きりを生きることの意味知らず今まで生きて来たことを知る
16
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秋日好
眠ってるうちに暦が冬になり朝日に焚火がかすかに薫る
9
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更紗
春来れば忘れられるか冬の花 凍えるときを温めしものを
11
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光源氏
別れ路のこゑもへだつる夕時雨心にしみてわびしかるらむ
17
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河のほとり
あら楽しまよふ山路はふかけれどつづく紅葉のにほひ果てなみ
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