夢士のお気に入りの歌一覧
おちふう
朝のバス君はうとうと船を漕ぐああ船着き場に僕はなりたい
4
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おちふう
濃い青と星の波だけそこにあるたった1人の宇宙がほしい
11
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おちふう
山々の芽吹きを知らせる緑色赤く火照ったふたりの五月
5
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咲草
お祭りに誘うと決意固めるも勇気が出たのは前日の夜
6
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咲草
色彩の豐かさ憧れ眞似するも混ざりて黒く濁るだけかな
9
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咲草
草染めの思ひの色の出難きは我と重なり愛しものなり
14
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咲草
紫陽花の蕾と見紛ふ雨蛙色附かずとも梅雨の涼しさ
13
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咲草
寄る波は淺に引き行くものなれば我が身は固く飽くを待つのみ
5
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咲草
歳取って味覚も変わってきたけれど母の中では未だ子供舌
6
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寧々
夜半過ぎぼうとゆはみぬ櫻道いかういかうよこころ溶かさう
6
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寧々
薄紅に霞ゆく夜に風吹けば宴の聲は密かになりぬ
5
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寧々
木蓮の香匂ひたち空は蒼うたたんたらた靴音輕く
3
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寧々
風ふゐてそよぐゆらりの野原にて眠りし我の手にはタンポポ
2
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寧々
ぬるぬると嵐來たりて花散らしすべて散らせよ私に戻せ
3
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寧々
泣きたいよ5月の空は遠くなりあの人そこへ逝つてしまふの
4
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寧々
花々が咲き亂れてる廢屋に棄てておかれし赤い自轉車
12
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寧々
萎れてる紫陽花は空を恨むのかちりちりとした紙細工になつて
6
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寧々
生まれ出る泡のやうな紫陽花のまるいまるい塊叩く
7
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寧々
雨上がる濡れし花瓣煌めゐて紫陽花の群夜會へ向かふ
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雪乃
紅い石揺れる右耳ゆうらりと知っているのよ彼女からだって
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