ほの香のお気に入りの歌一覧
河のほとり
雨もらぬ宿にも袖の濡れぬるは身の世に経るがかひもなくてぞ
5
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赤石仙人
乳がんの手術室に入る娘(こ)と握手を交はし笑顏でわかれる
7
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日向猫
歎きても怨みても見えぬ未來なら笑ひて行かん道無き道を
20
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詠み人知らず
硬派だし理系の優秀社員だし 無いのは昨夜の記憶だけだし
20
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朝がお
雪にバラ月しらゆりにはるをまつ百花繚乱いとしき君に
5
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たんぽぽすずめ。
半寝して別れた君の夢見ると初冬の芝の上も温きかな
15
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みなま
現身を千々に散らして雨となり君に触れたら雪に変わるか
13
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みやこうまし
御所の庭木枯らしの来て山茶花の赤燦々と燃えて広がる
10
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inosann
幼子に描き呉れる絵のそのままに今は施設の母はお日様
18
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inosann
三十年費やす妻のとりもちで古傷抱きつ義母と夕餉食む
9
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朝がお
ふと思う この曲り角に神がいて 新の自分になれる気がして
5
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芳立
成したるはひとつだになくはつ雪に来む年こそとこぞも思ひき
7
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詠み人知らず
春さくら秋もみじ葉につつまれし墓に初雪はらはら舞いぬ
17
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みなま
再びは無いと知りつつ朝ごと気配をさがす明けきれぬ部屋
8
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
171
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詠み人知らず
誰だって苦しみ抱え生きている 美学はそれを表現しない
20
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小林道憲
病臥しし母を思いて寒風の中を急ぎし少年の日々
16
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らてん
いつからか 強がらなければ 生きられず あの日夢見た 我いづこ
2
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詠み人知らず
冬枯れが豊かな流れ待つように ただ待つだけの情愛がある
14
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詠み人知らず
美しく生きて欲しいという願い 分かっているね生きるってこと
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