詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
もみじ葉は広げしままに雨に濡れ庭に落ちるも紅のあざやか
17
もっと見る
詠み人知らず
淡き墨縁取る友のはがきとは情けくれたる御母堂の名の
7
もっと見る
ふきのとう
銀杏を酒のつまみに一人酒わびしき夜に苦み残りて
17
もっと見る
ふきのとう
店頭にゆで上がりしの蟹ならび迷うことなく夫は買いおり
6
もっと見る
桜園
やぶれし羽休めて地面にとまりいし紋白蝶をそっとみ守る
61
もっと見る
桜園
玄関と裏庭の草取りくるる夫みて嬉しく頼もしきかな
13
もっと見る
光源氏
秋ふかみ清けき月をながめしてふたたび逢へる夢を見るらむ
22
もっと見る
詠み人知らず
冒険ができない歳を悲しんで 仕事ホリック それだけは駄目
11
もっと見る
詠み人知らず
これでもかまだ足りなくてうたを詠む諸刃もこぼれ汚い傷口
3
もっと見る
ヨシヱ マチコ
海沿いの電車でひとりぱらぱらと川上弘美を読んでは泣いて
3
もっと見る
詠み人知らず
武骨なる柿の実ごろりころがりて干されて萎む運命なのよ
12
もっと見る
光源氏
さらぬだに風吹きすさぶ北の宿手袋編みて君を待ちなむ
12
もっと見る
光源氏
耐えしのぶさむき思ひの冬の夜君が手袋抱くさびしさ
13
もっと見る
速魚
狩りに出て獲物に会えずぐるぐると迫るスーパー終了時間
14
もっと見る
速魚
水音も波紋もつくらぬ沼に石投げ入れるただひとりの夜
44
もっと見る
祐鈴
「おひさまがミカン食べてる」ような空、明日も晴れるね。早く帰ろう。
10
もっと見る
祐鈴
カフェめしのチーズソースは分離して、後ろの二人はくっつく寸前。
9
もっと見る
都詩
あの頃の歌手らも今は老いたれどテレビに歌うあの頃の歌
16
もっと見る
geriondc
貴様らに不滅の愛を この俺にトーストしたてのランチパックを
5
もっと見る
geriondc
どの花の花言葉聞いても「永遠の愛」とこたえる適当な彼
7
もっと見る
[1]
<<
1143
|
1144
|
1145
|
1146
|
1147
|
1148
|
1149
|
1150
|
1151
|
1152
|
1153
>>
[1184]