詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
速魚
相槌も仕事と悟り首振りのべこに変身する月曜日
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たゆむ
枯れゆきて葉だけ残った花ならび 咲くための穴を耕す君
3
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たゆむ
中二病上等第二病棟へあちらから線を越えて降る灰
7
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小林道憲
忘れむと思う心の恨みなり 忘れぬよりももの思いなれ
16
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小林道憲
眠られぬ秋の夜長にそぞろ歩く 木犀の香り漂へる中
16
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小林道憲
秋の野にひとむらすすき穂に出でて いくとせ経ぬる名残なるらむ
18
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たゆむ
まほろばの里に帰りし霜月に 沼に降りたつ朱鷺はさみしげ
10
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たゆむ
銀獅子の石像の背にマフラーが あたたかなるとき待ち続け
3
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半格斎
木漏れ日に葉々、朱、黄の彩 湖の蒼 時間は祕かに冬待ち顏か
8
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
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葵の助
結局のところ手帳は使わずに予定はぜんぶ冷蔵庫前
7
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葵の助
私には王子様など来ないんだ排水溝に挟まるヒール
11
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恣翁
玄海に 産み棄てられし壱岐なれば 天一柱と呼びけむ
15
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恣翁
潮風に吹かるる流人の石塔に 香華ぞ今も絶ゆることなき
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しゃか
ラヂオから流れる音は真夜中の孤独を包むホットココア
13
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しゃか
コトノハがココロを裏切るそんな日はココロがカラダを傷つけるんです
3
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しゃか
バスの中とまりますとの赤い文字わたしはどこに辿り着くのか
6
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しのはらけんた
五感より得られし世界の彩りを詠ませてほしい洩らすことなく
4
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豊川浩
もう二度とおまえの名前呼ぶことがなければいいが真っ暗な部屋
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ながさき
1日も 早く元気に なられることを 筑波の里で 祈っております
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