詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
ひと月前あれが最後だ人前に素肌さらせる女の時代
11
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悠々
歌舞伎町、コマ劇まへも なつかしきわが、青春の墓場 なりしも。
20
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悠々
みんなみを、向きて死にけり、冬燕。つばめならねど、吾もみんなみへ
13
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秋日好
表現と表現力を重視する文化の国のペンは折れない
12
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悠々
はつそらに、けふの ゐのちぞ、ありがたき。ひむがし の そら、鳥 はばたきぬ
19
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詠み人知らず
色恋は目的ちゃうで手段やん 真実だけど 恋していたい
11
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詠み人知らず
しがらみは性と年齢 金の有無 おもんないから 此処去りますわ
12
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秋日好
惑わせる一面の霜 ひな菊も思いを秘めて縮こまる朝
11
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秋日好
森の中膝を抱えてうずくまる弾いてもらえぬピアノの想い
9
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詠み人知らず
中之島 三十五階のフロアーで 堂島ロールを 食べる正月
7
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秋日好
種を蒔く さし木を取ろう 植え替えよう 夏向け暦が起動する新春
10
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詠み人知らず
粉雪に白く塗られて山々は 悲しい傷を 隠されてゆく
15
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月虹
カーナビは高速道路を優先し君住む街へ急げと告げる
61
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詠み人知らず
忘れてたお疲れさまとありがとう 遅れたけれど いま届けます
19
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成瀬山水
末の日をついに迎えし早一年異国で君も鐘を聴くのか
8
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秋日好
東より笛の音軽く踊り来て下手で良ければ和音を添えます
9
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成瀬山水
ぽつぽつとシャッター降りる暮れの日の飯にも困る一人暮らしか
11
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光源氏
身の憂きをいみじき思ふつかのまの逢ふ瀬はいとどかなしかるらむ
13
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詠み人知らず
蓋にする白いお椀で終了す 幸も不幸も その先はない
10
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詠み人知らず
饒舌な御者の隣で胸に抱く 小さく壺に 収まったひと
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